介護職の転職

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介護職を辞めたい理由を考えよう 介護職の転職

本格的な高齢化社会を迎え、さらにニーズが高まっている「介護職」。しかしながら、介護業界の賃金水準は、他の業界と比較すると総じて低く、一方で業務内容が心身ともにハードであることなどを理由に、転職を考えている人も多いのが実情です。

介護職の転職を成功させるために、まず確認しておきたいのが「自分の不満がどこにあるのか」という点です。介護職に限らず、転職活動をスタートする際は、転職しようと思った一番の理由を把握することが重要。それは給料水準や雇用条件にあるのか、人間関係など環境面が原因なのか、それとも仕事の内容自体に限界を感じているのか等、まずは転職を考えた理由を特定した上で、その問題を解消するキャリアパスを明確に描き出すことが、転職への第一歩といえます。

介護の転職① 勤務先を変える 介護職の転職

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転職したい原因が給料や残業といった待遇面にあり、仕事自体にはやりがいを感じているのであれば、職場を変えることで状況を改善できる可能性を第一の選択肢として考えましょう。その際、まず最初に取るべき行動は、介護職の転職に強い転職サイトを確認し、希望に合う求人があるかどうかのチェックです。
また、介護施設の種類によっても仕事内容やメリットが大きく異なる点にも注意しましょう。

特別養護老人ホーム
仕事内容 自宅での自力生活が困難で介護度が高めな入居者の日常介護(食事・入浴など)のサポート ほか
主な勤務体系 日勤/夜勤
メリット 就業の機会が多い、資格取得者の待遇が安定している など
介護老人保健施設
仕事内容 入所者が在宅生活へ戻るための日常介護(歩行・食事・入浴など)、リハビリ職との連携業務 ほか
主な勤務体系 日勤/夜勤
メリット 在宅生活へ戻る高齢者を送り出す喜びがある など
有料老人ホーム
仕事内容 入居者の食事の提供や健康管理、入浴などの介助、レクリエーションの実施 ほか
主な勤務体系 日勤/夜勤
メリット 民間企業の運営も多いことから福利厚生や人事制度が充実している など
病院
仕事内容 入院患者の身の回りの世話、看護師の業務補助 ほか
主な勤務体系 日勤/夜勤
メリット 短めの勤務希望にもOKが出やすい、介護職の経験が浅めでも就業可 など
デイサービス
仕事内容 利用者の入浴・食事などの介助、レクリエーションの実施、看護師と連携してのリハビリテーション ほか
主な勤務体系 日勤
メリット 介護度の低い高齢者のケアを鍛えられる、幅広い介護業務に携われる など
グループホーム
仕事内容 少人数(10名前後かそれ以下)のグループで暮らす認知症の高齢者の日常介護(食事・入浴など) ほか
主な勤務体系 日勤/夜勤
メリット 入居者の個性を見極めながら丁寧な介護ができる、職場空間が家庭的 など
在宅介護
仕事内容 利用社宅での料理・掃除・洗濯などの家事、買い物代行、各種身体介助 ほか
主な勤務体系 日勤
メリット 自宅近くで働けるケースが多い、シフト調整の希望を聞いてもらいやすい など

賃金面に不満がある方は、資格取得でキャリアアップを目指す方法もおすすめ。介護関連の資格取得者を優遇している介護施設も多いので、さらなるスキルを身につけて“介護のスペシャリスト”を目指すのも良いでしょう。

介護職における主な資格

介護職員初任者研修
旧ホームヘルパー2級。取得すると、無資格よりも賃金が高くなる傾向あり
介護福祉士
国家資格。実務経験3年以上。正社員としての登用率などが大幅アップ
ケアマネジャー
都道府県が認める公的資格。合格率が低いため、取得すると転職に有利

転職相談.jp厳選!おすすめの「介護職に強い転職サイト」

首都圏で積極的に事業を拡大している「長谷川ホールディングス」グループの介護職専門の転職サイト。業界大手のノウハウを生かし、「転勤なし」「日勤のみ」「年間休日120日以上」など、きめ細かな条件を指定し、介護職の求人を検索することができる。特筆すべきは、好条件の非公開求人を数多く有している点。施設長やホーム長のポジションを募る「ハイクラス介護求人」といったページは、介護業界でさらにキャリアアップしたい方にとって参考になるだろう。

介護・医療業界に特化した人材派遣・転職支援サイト。ベネッセグループの幅広いネットワークを活かし、豊富な求人量を誇る。募集の雇用形態も、一般派遣から紹介予定派遣、パート、アルバイト、正社員まで多彩。「時給アップキャンペーン」や専任コンサルタントによる無料サポート等のサービスも大きな魅力。介護施設の種類別での「お仕事特集」では、新ジャンルでステップアップしたい人にも心強い味方となるはず。

介護の転職② 異業種へ転職する 介護職の転職

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介護の業界で培った経験は異業種でも活かせる

「どうしても介護の現場から離れたい」という結論に達した場合、異業種へ転職するのも選択肢の一つです。ただし、未経験の分野へチャレンジする場合、介護業界で転職活動を行った場合と比較すると、成功率が落ちてしまう可能性が高い点は念頭に置いておきましょう。

しかし、だからといって異業種への転職は乗り越えられない壁ではありません。例えば「介護職から事務職に転身したい」と考えるのであれば、介護職時代の「申し送り」でまじめに取り組んだ経験をアピールすると、事務の仕事で不可欠な、上司や同僚への“報告・連絡・相談”を遵守する人物として好印象を与えられるでしょう。「販売職で頑張りたい」と思うのであれば、介護の現場で複数の利用者・入居者と触れ合ってきた経験を、接客業で歓迎される“多種のニーズに先回りできる機転”“高い対人スキル”につなげられます。

このように志望動機を明確にした上で、これまで磨いてきたキャリアと、志望の業界が求めると思われるポイントを考え、しっかり自己PRに活かしましょう。異業種でも生かせる介護職経験の強みが、徐々に見えてくるはずです。

「退職理由」を上手く伝えて面接の成功率を上げる

どのような面接でも退職理由は必ずといってよいほど聞かれます。その際に気をつけたいのが、前職への不満は決して言わないこと。「いずれは当社でも不満を露呈される恐れあり」と、心証を悪くしてしまいます。 悪印象を与えず退職理由を伝えるコツは、異業種の転職に強い転職エージェントのWebサイトが参考になります。就きたい職種で有利な資格なども掲載しているので、チェックしてみましょう。

転職相談.jp厳選!おすすめの「異業種採用に強い転職サイト」

パーソルキャリア株式会社が運営。正社員の求人を中心にさまざまなマッチングサービスを展開しており、転職者から寄せられる満足度も高い。求人の幅広さにも定評があり、IT系、メディカル、販売関連、ベンチャーなどをバラエティー豊かに網羅。イベントなどの開催にも積極的で、年に数回、人事担当者とダイレクトに話ができる転職フェアも開催している。

業界最大級の転職エージェントサイト。転職成功実績No.1(2012年株式会社インテージ調べ)や専任アドバイザーの存在、非公開求人の多さがメリット。異業種への転職に関しても様々な実績がある。求人を案内するだけでなく、転職ノウハウの提供や、面接日程の調整、本人からは言い出しにくい条件交渉の代行など、各種サポートを行っている点も嬉しい。

まとめ 介護職の転職

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本格的な高齢者社会を迎え、介護職のニーズはますます増加しています。いまだ待遇関連での課題は残るものの、介護業界は明らかな売り手市場。また政府・民間企業の双方で、待遇改善の動きが出ており、介護業界を取り巻く環境は現状より改善される可能性が高いでしょう。

介護の仕事は社会で必要とされている重要度の高い仕事です。現在の不満を解消できる職場探しをあきらめる必要はありません。介護職専門の転職サイトを上手く活用し、思い描く将来に合う職場を探してみましょう。諦めなければきっとより良い職場が見つかるはずです。

また、介護職から別の業種を目指す場合も、これまでの業界で得たことを違う舞台で生かすチャンスは多々あります。志望動機と自分の強みを把握した上で、まずは異業種に強い転職サイトで、希望する職種の情報収集を始めましょう!

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