転職活動し、内定が出たが決断できない時どうする?

ご相談内容

しんちゃん
53才・男・会社員

現在の会社は2015年8月に入社しましたが、外回りの整備士として1年半勤務した後、以前19年在籍していた親会社に逆出向となりました。本年3月に出向が終わり帰任しましたが、整備士を未経験に近い扱いからさせられており、このままのペースでやっていると、定年になっても以前親会社に勤務していた際の評価を大きく下げてしまう恐れがあり、年齢的に体力も厳しい事から転職を考えています。数社応募したところ、社長補佐というポジションで内定がでており、嬉しい反面不安要素も多くあり、転職の決断ができない状態になっています。

不安とは

  • その会社で社長補佐というポジションは新設されたばかりで、どういう方向に進むかわからない。
  • 現在の会社は三菱系列になっているので安定性は大きい。
  • 父親が4月に倒れその後遺症で若干の介護が必要(平日は必要ありません)
  • 以前起業して、代表者になったことはありますが、一般企業で高いポジションは経験したことがない。
  • 現在の会社を辞めると、以前勤務した親会社は2回目のお別れになるので、人間関係も無くなってしまう。(個人的に連絡を取っている人などがいます)

といったところです。客観的に見て転職した方が良いか、残った方が良いかを意見いただけませんでしょうか?

相談室長の回答

株式会社one-recollection代表取締役
近藤 奎祐
リクルートキャリア社にて中小企業を中心に200社以上の中途採用を支援。支援企業のなかで、83.4%を採用成功まで導く。2019年に(株)one-recollectionを設立後、法人向けの採用クリエイティブ事業と、[きづく。転職相談]のキャリア相談事業を展開。年間で400名以上の転職・複業・独立希望者との面談を実施し、幅広い視野でキャリアコーチングすることが可能。

ご質問ありがとうございます。ご内定がでているとのこと、おめでとうございます。
おっしゃっていただいたように、不安要素も多い中で新たなキャリアを歩む…となると、決断を迷われるお気持ちはよくわかります。
ご状況が複雑ですので、しんちゃん様のご状況を100%ご理解はできていないと思いますが、私としては転職したほうが良いのではないかと思いました。

その判断に至った経緯は下記になります。

  1. 活き活き働くためには健康で過ごすことが大前提であると私は考えています。そのなかで現職で居続けることが体力的に厳しくなっているのであれば、環境を変えたほうが良いのではないでしょうか。
  2. ご年齢のことを考えると、今後3回目の親会社への復帰という可能性は限りなく低いと思いますので、2回目のお別れに関してあまり気にしなくてもよいと考えました。また個人的に連絡を取っている方がいらっしゃるということで、しんちゃん様のことを理解してくださる方もいらっしゃるのであれば、それだけで十分ではないでしょうか。
  3. 一般企業で高いポジションの経験がないことをご懸念されていますが、どなたにでも内定を出すのではなく『しんちゃん様だから』内定を出したのだと思われます。つまり『この人ならできる』と企業も感じたということですので、安心してチャレンジされて良いのではないでしょうか。

とはいえ、1点だけ懸念材料を挙げるとすれば、『新設される社長補佐ポジションのミッションが何なのか』はある程度内定承諾前に相手企業と共通認識を得ておく必要があると思います。企業によってはご入社後、社長補佐ポジションは解体して、別の仕事を依頼される…というケースも無きにしもあらずです。

まとめると、しんちゃん様の能力やお人柄を評価して、企業が内定を通知したと思いますので、思い切ってチャレンジする方向で動いたほうがよいと思います。ただご入社予定のポジションのミッションが何かを明確にしてもらえないのであれば、現職に留まる検討をされたほうがよいと思います。