将来のイメージがわかない

ご相談内容

はじめまして。

私は新卒でITベンチャーに入社して5年目になります。ハードワークなうえに会社の方針が何度も変わり、じっくりと自分の将来を考える時間がありません。

職場では法人営業やインサイドセールスなど裁量権を持って仕事ができており、営業の経験やスキルはある程度身についたと思っています。ただ、このまま何年も続けるのは精神的にも肉体的にも辛く、転職して別の会社で同じような営業の仕事をやるイメージも湧きません。
勢いのあるベンチャーや、業界の大手に転職しようかと考えていますが、どの会社に行けば将来が見えてくるのでしょうか。
まずは行動するしかないと先輩からは言われていますが、将来どうしたいのかが無いので、一歩踏み出せずにいます。

このような場合はどのように考えるのがよいのでしょうか。アドバイスいただけましたら幸いです。

相談室長の回答

株式会社one-recollection代表取締役
近藤 奎祐
リクルートキャリア社にて中小企業を中心に200社以上の中途採用を支援。支援企業のなかで、83.4%を採用成功まで導く。2019年に(株)one-recollectionを設立後、法人向けの採用クリエイティブ事業と、[きづく。転職相談]のキャリア相談事業を展開。年間で400名以上の転職・複業・独立希望者との面談を実施し、幅広い視野でキャリアコーチングすることが可能。

ご質問ありがとうございます。現職がハードワークだと、ついつい目先の仕事を捌くことに必死になり、なかなか将来のことを考えられないですよね。

忙しくて将来のことを考えられないのであれば、とりあえず職務経歴書を書いてみることをおすすめしています。職務経歴書は現職のビジネススキルを第三者に伝えるためのアウトプットツールです。職務経歴書を書いていくなかで、『他者から褒められたエピソード』や『自分の中では努力していないと感じていても成果が出たエピソード』などを書いてみてください。そこで書き出した中身が相談者さまの才能だと思います。
その才能を活かせる会社・仕事は何があるかと考えるようにすれば、将来どうなっていきたいかが自然と浮かび上がってくるはずです。

極論を言えば、会社員は自分が労働力を提供し、その見返りとしてお金と経験がもらえるという図式になっています。つまり自分が伸ばしたい才能を見つけ、伸ばせる環境に属することが重要です。大手が良い、ベンチャーが良いなどの判断軸ではなく、転職活動を通して、自身の才能にあった環境(会社)を探してみてはどうでしょうか?

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