やりがいのある仕事をしたい
- ふみさん
- 32才・女・貿易営業事務
はじめまして。
メーカーで貿易営業事務として働いて10年になります。数年前には景気が悪く20%以上給料カットをされていた時もありましたが、現在は給料も元に戻り、昇給も受けられるようになりました。しかし、ずっと感じているのが、この仕事が自分には向いていないのではないかということです。
仕事的には事務職のような感じで、客先に直接訪問するのは上司なのですが、私は組織上営業職(総合職)となっており、会議に出て客先の状況を発表したりしなければなりません。けれども直接訪問したことがないこともあり、なかなか状況を把握できていないこともあります。仕事について上司に相談すると、それぐらい自分で考えなさいと言われますが、自分の中途半端な立場に常にはがゆさを感じております。
かといって客先(海外)に自分が訪問したいと思っているわけではなく、性格的に私は事務職(アシスタント)に向いているのではないかと思っています。
矛盾するかもしれませんが、仕事的には暇な時も多く、それが余計にストレスに感じています。 大学でも専攻していた英語を使った仕事をしたいとずっと思っており、勉強を続けて去年ようやくTOEIC900点を取ることができました。実際に使える機会が限られていることもあり、自分の中ではまだまだ自分の英語力に自信が持てないのでこれからも努力しなければいけませんが、目標を持つためにももっと英語が使える仕事に転職したいと考えております。
私の考えは甘いでしょうか。実際にはそのような仕事は限られているので見つけるのは大変だと思いますが、私はずっと独身でいるつもりなので、仕事にもっとやりがいを感じられたら良いと思っております。そんな考えでは転職する理由にならないでしょうか。
けれども正直転職して後悔しないかと迷う気持ちもあります。こんな気持ちで転職活動はしない方がいいのでしょうか。アドバイスを頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します。
- 転職相談.jp編集長
- メーカー系システムインテグレータに就職後、国内大手コンサルティング会社に転職。 2003年に株式会社Hayakawaを設立、自社及びクライアント企業において数多くの転職希望者との面接を経験。また、同時に経済産業省後援の起業家支援プロジェクトDREAMGATEに専門アドバイザーとして参加し、数多くの起業希望者から相談を受ける。 転職希望者、起業希望者から受ける相談及び面談件数は年間百件を超える。
ふみ 様
ご相談ありがとうございました。転職相談.jp編集長の早川です。
仕事は人生で最も多くの時間を使う可能性が高いものですので、自分がチャレンジしたいと強く思う仕事があるのであれば、チャレンジしたほうが将来後悔しないと思います。
また仕事にやりがいを感じたいと思う気持ちは誰でも同じです。まずは今の仕事でベストをつくすことが大切ですが、その中でやりがいを感じられないということであれば、十分な転職理由になります。
転職して後悔しないかどうかでお悩みのようですが、新しいことにチャレンジするということは不安がつきものです。それが全くゼロになるということはありません。それでもやってみたいと思うかどうかが転職活動をするかどうかの判断基準ではないでしょうか。
ふみさんが100%の成功を望むのであれば転職はおススメできません。リスクはあっても自分は英語を使った仕事にチャレンジしたいと思うのであれば転職活動にチャレンジしてみては如何でしょうか。
どうしても悩みが晴れないようであれば、「マイナビエージェント」や「パソナキャリア」といった女性の転職に強い転職エージェントのキャリアコンサルタントに、一度相談してみるのも良い方法だと思います。ふみさんのように悩まれている方からのご相談をたくさん受けていると思いますので、参考になるアドバイスをもらえるでしょう。(※相談したら必ず転職しなければいけないというものではありませんので、上手く活用しましょう。)
一度しかない人生です。ふみさんが納得いく決断ができることをお祈りしています。
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