転職したものの、会社の雰囲気や考え方が自分に合わず、体調を崩しがち。
- てっちゃんさん
- 32才・男・会社員
2年前に転職をしました。現在は大手の食品メーカーの商品企画の仕事をしています。転職前は、ドラッグストアに納める雑貨の商品企画をしておりました。
元々は東京生まれで、東京に就職したのですが、転勤で大阪勤務となり、その間に現在の妻と結婚して3年生活しました。そして、いよいよ妻も妊娠し、やはりお互いに生まれ育った東京に戻りたいこと、そして商品企画という立場で社会貢献したいことから、転職に踏み切りました。
誰もが知る大手メーカーへの華麗なる転職、給料のアップ、東京へ戻れたと最高の条件が揃ったと妻共々喜んでいましたが、入社して初日から、会社の雰囲気や人間関係や考え方が合わず毎日を過ごしてきました。ましてや、当然知識もない中で仕事をするわけですから、焦りもあります。
ややもすると、軽い鬱の表れでしょうか、仕事のやる気がまったくせず、頭痛や腹痛、時にはパソコンの前で目の前が真っ白になりそうな時もあり、非常に苦痛な日々を過ごしています。
転職後1年くらいに、前の会社から「戻って来ないか?」と声をかけていただいたこともあります。その時には、東京に戻ってきたことが叶えられたという理由から一旦お断りしました。しかし、心の中では戻りたいという気持ちもあります。前の会社は嫌で辞めたわけではなく、むしろのびのび仕事をしていました。
ここで相談したいのは、このような状況の中で
- ①いまの仕事場で頑張って耐えていく
- ②大阪に戻ることになるが、前の会社にまたお世話になる
- ③東京で新たな仕事を探す
どのような考えでいればいいか?アドバイスをください。
もちろん②も③も、家族の相談は必要ですが、第三者のご意見をお聞きしたいと思います。
正直、仕事に集中できず、やりがいが見出せない現状は、①に固執することはないのではないか?とも思っています。
ご返信、よろしくお願いします。
- 転職相談.jp編集長
- メーカー系システムインテグレータに就職後、国内大手コンサルティング会社に転職。 2003年に株式会社Hayakawaを設立、自社及びクライアント企業において数多くの転職希望者との面接を経験。また、同時に経済産業省後援の起業家支援プロジェクトDREAMGATEに専門アドバイザーとして参加し、数多くの起業希望者から相談を受ける。 転職希望者、起業希望者から受ける相談及び面談件数は年間百件を超える。
ご相談ありがとうございます。転職相談.jp編集長の早川です。
私もてっちゃんさんのお考えと同じで、今の職場に固執する必要は全くないと思います。仕事を通じて自分を高められると思えば、多少無理をすることも必要ですが、心身共に健康であることが大前提です。精神的な負担が大きく、身体を壊してしまう可能性がある場合、新しい方向性を模索すべきだと思います。
また、新しい方向性を模索する際は「自分にとって何が大切なのか」を明確にすることが大切です。
例えば、東京で仕事をすることを重視するのであれば、選択肢は③になります。確実にのびのびと仕事をしたいのであれば、東京でのびのびと働ける職場を探すという選択肢もありますが、新しい職場の場合、職場環境、人間関係等のリスクはどうしても付いて回りますので、②を選択するという方法もあるでしょう。
家族の意見は大事ですが、その前に自分自身の考えを明確にし、しっかりと説明できるようにしておきましょう。その上で家族の意見を聞き、自分の考えを話し、総合的に判断して頂ければと思います。(※もちろん何より家族が一番大事という場合は、家族の意見を最重要視すれば良いと思います。)
会社のネームバリュー、給料等はいつ変化するかわからない不確定要素です。それよりも「自分(家族)にとって何が大切か」をしっかり考え、それを重視して働いていくことのほうがこれから先、長く続く人生の中で大切です。
頑張ってください。応援しています。
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