念願の職場のはずが、収入が減って生活がギリギリに

奈々子さん
26才・女・法律事務

一般企業から法律事務所へ転職し、勤務10ヶ月目になります。

個人的な事情で週4日勤務希望だったため、雇用形態はアルバイトですが、法律事務を覚えたくて、念願の職場のはずでした。

しかし、問題はお給料が平均月10万円で、生活ギリギリということです。 お給料の低い理由は、勤務時間の減少のためです。 当初はもっと勤務時間が長かったのですが、事務所側の都合で、短くなってしまったのです。

その分、事務所ではダブルワークは禁止していません。 しかし、事務所勤務時間以外の時間で募集している職種は限られている等、ハードルやリスクがいくつかあるので、正直、私はダブルワークをする考えにはなれません。

また、この職種に入ってわかったのですが、この業界はあまり職員研修等が充実しているとは言い難く、私は、仕事以外の時間に勉強しても仕事に付いていくのがいっぱいいっぱいな状態です。 お給料に不満があることで、これらの努力さえ「お給料に見合っていないのではないか」と過剰に重く感じてしまいます。

ダブルワークをしてまで、また、こんな給料に見合わない努力をしてまで法律事務所にしがみつくほど、私は法律事務所で働きたかったのだろうか…とわからなくなってしまいました。

アルバイトのくせにここまで悩むのもおかしいのかもしれませんが、年齢的にも、仕事はしっかりしていきたいと考えているので、アドバイスいただければと思います。 よろしくお願い致します。

転職相談.jp編集長
メーカー系システムインテグレータに就職後、国内大手コンサルティング会社に転職。 2003年に株式会社Hayakawaを設立、自社及びクライアント企業において数多くの転職希望者との面接を経験。また、同時に経済産業省後援の起業家支援プロジェクトDREAMGATEに専門アドバイザーとして参加し、数多くの起業希望者から相談を受ける。 転職希望者、起業希望者から受ける相談及び面談件数は年間百件を超える。

奈々子さんはじめまして。ご相談ありがとうございます。

奈々子さんの悩み、よくわかります。 下記は私からのアドバイスになります。参考にして頂ければ幸いです。

頑張って働いても生活していけるかどうかギリギリの状態だと、自分の気持ちに迷いが出たり、好きなことでも嫌いに思えることがあるのは普通です。悩まれるということは、奈々子さんが自分の人生について真剣に考えているということです。この姿勢は、素晴らしいですし、必ず将来に繋がっていくと思います。

この状態を解決するための方法は以下の2つしかないと思います。

  1. ①今の事務所に対して労働条件の改善を要求する。
  2. ②もう一度自分が本当にやりたいことを見つめなおし、転職活動を行なう。

順序としてはまず①、そして②の順番でしょう。事務所に対しては言いにくいかもしれませんが、状況をきちんと説明すれば検討してくれる可能性は十分あります。奈々子さんの生活がギリギリであること、まだ現場に不慣れで指導も少ないため、仕事についていくのがやっとでダブルワークする余裕もないことをまずは率直に話してみては如何でしょうか。もともとやりたいと思ってはじめた仕事ですから、方向転換を決断する前に一度行動してみましょう。

もし、どうしてもそれが言えない、言っても全く改善されないという状態であれば転職を検討されたほうが良いでしょう。また、その際はもう一度自分が何をやりたいのかを見つめ直し、次の勤務先で同様の問題が発生する可能性がないかを慎重に検討しましょう。

これだと思って転職しても失敗することはあります。大切なのはそこから何を学び取るか、またその事を次に活かすかです。

この経験を単なる失敗で終わらせないよう、頑張って頂ければと思います。応援しています。

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