臨床心理士からの転職を成功させる方法とは? 

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臨床心理士の仕事は、「悩みの傾聴」を主とするため、人によっては精神的な負担を感じるケースが少なくありません。また、臨床心理士の資格を取得した後も、高額なお金を払って研修に参加し、勉強を継続する必要があります。

現在、臨床心理士として働いている方の中には、「想像していた仕事と違う」「上手くいかないことばかりで自分には向いていない」「難しい仕事で割に合わず辞めたい」等の理由から、転職を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、臨床心理士からの転職をピックアップ。臨床心理士からの転職を成功させるポイントや、臨床心理士からの転職におすすめの職種についてわかりやすく解説します。さらに、臨床心理士からの転職を成功させる際に活用したい転職サイト・転職エージェントについての紹介も。

臨床心理士からの転職を考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

臨床心理士からの転職を成功させるポイント 臨床心理士からの転職を成功させる方法

はじめに、臨床心理士からの転職を成功させる上でチェックしておきたい2つのポイントをご紹介します。
以下のポイントを押さえて転職活動に取り組むことで、転職を成功させる確率をぐっと上げることができます。しっかりと内容を把握した上で、転職活動に臨みましょう。

臨床心理士から転職したい理由を明確にする
臨床心理士からの転職を成功させるポイント

臨床心理士から転職したい理由を明確にする・イメージ

臨床心理士からの転職理由は、「人の話を聴くことに疲れた」「職場の人間関係がつらい」「もっと給料の良い仕事がしたい」など、人によって様々です。
まずは、なぜ自分が臨床心理士から転職したいと考えているのか、その理由を明確にしましょう。転職の理由を明確にし、整理することで、今後、自分がどんな環境で働きたいのか、どんな仕事をしたいのかがわかり、転職活動をスムーズに進めることが可能です
例えば、よくならない患者さんが多く、役に立てている気がしないのであれば、もっと成果の分かりやすい仕事に転職するべきだと考えられます。複雑な心の悩みを聴くことに疲れてしまった場合、ある程度、人と距離感を取れる仕事に就くことが解決につながります。

もし、転職したい理由が整理されていない場合、転職できたとしても「想像していた仕事とは違った」「前の職場の方がよかった」「今の仕事の方がつらく辞めたい」など、転職後に後悔してしまう可能性も。
臨床心理士からの転職を成功させるためにも、まずは自分の転職したい理由を明確にしましょう。

臨床心理士の仕事を通して学んだ知識や経験を整理する
臨床心理士からの転職を成功させるポイント

臨床心理士の働く領域は、病院や福祉施設、学校など多岐に渡るため、専門分野や知識は人によって異なります。これまで臨床心理士として働いてきた中で、自分の得意な分野は何なのか、さらに、これから挑戦したい仕事に活かせる経験は何かを考え、整理しましょう。そうすることで自分の強みがわかり、転職活動の方向性や、応募書類・面接時にアピールできるポイントが明確になります。

例えば、これまで精神科で働いてきた方であれば、怒りっぽい人、理不尽なことを言いつけてくる人との関わりに慣れている。また、うつや不安に関するメンタルヘルスケアの知識が豊富といえるかもしれません。児童発達支援センターなどの施設で働いてきたのであれば、これまでに個性のある子どもたちをたくさん見てきているので、子どもの発達に関する心理、医学的知識を豊富に持っていることが、強みとして挙げられるでしょう。

このように、臨床心理士として働くなかで得られた技能や知識、経験は、人と関わる多くの仕事で活かすことができます。これまでの経験や臨床心理士として働くなかで培ってきたスキルが何なのかを整理し、転職活動の際に自分の強みとしてアピールしましょう。

臨床心理士からの転職におすすめの職種 臨床心理士からの転職を成功させる方法

臨床心理士の資格が活かせる仕事は病院や発達障害者支援施設、教育機関だけではありません。人に関わる仕事であれば、多くの場所でその知識や経験を活かすことができます。

本チャプターでは、臨床心理士からの転職におすすめの職種について見ていきましょう。

また、それぞれの職種では、その職種への転職を成功させる上で利用したいおすすめの転職サイトや転職エージェントについても紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

営業職
臨床心理士からの転職におすすめの職種

エンジニア派遣の選び方とメリットとデメリット・メインイメージ

営業職は、聞く力やコミュニケーション能力が重要。話を通して、取引先の解決したい問題や要望を引き出し、その状況に応じたサービス・商品を提供できるかがポイントになります。

臨床心理士は、人の気持ちや心の奥に眠っている考えを引き出し、相手の個性や反応に合わせて対応することに長けているため、営業職は、臨床心理士からの転職におすすめの職種の一つ。

また、営業の仕事はカウンセリングと同様に、「相手にこの人なら信頼できる」と思ってもらえるよう信頼関係を築き上げていくことが大切です。日々、相手との信頼関係を重視し、相手の話を聞きながら悩みの問題解決に導いていく点においても、営業職は、臨床心理士からの転職におすすめの職種といえるでしょう。

ちなみに、営業職の場合、相手の心の奥にある深刻な悩みや複雑な問題まで聞くことはありません。臨床心理士が行うカウンセリングとは異なり、人の話を聴き続けることによる負担が少ない点も魅力です。

営業職におすすめの転職サイト

リクルートエージェントは大手人材サービス会社「リクルートキャリア」が運営する転職エージェント。求人数・転職支援実績は数ある転職エージェントの中でもトップクラスを誇っている

リクルートエージェントでは、一般の求人サイトには掲載されていない非公開求人を20万件以上用意。求人の種類は幅広く、営業職だけでも、医療関係、IT関係、保険、不動産、人材営業等の中から選択することができる。

また、リクルートエージェントには、各業界に精通した経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍。自分に合った求人の紹介や応募書類の添削、面接対策、内定後の給与交渉など、質の高い転職サポートが受けられる点も大きな魅力といえるだろう。

サービスはすべて無料で利用できるため、臨床心理士から営業職への転職を検討する際、リクルートエージェントはまず登録しておきたい転職エージェントの一つ。

販売職
臨床心理士からの転職におすすめの職種

エンジニア派遣の選び方とメリットとデメリット・メインイメージ

販売職は、お客さんの話を聞き、そのニーズに合った商品・サービス等を案内・提案することが主な業務です。

一方、臨床心理士の仕事は、相手が今どんな気持ちでいるのか?本当に伝えたいことは何なのか?そして、自分の話した言葉によって相手がどのような気持ちになるのか?を常に考える仕事。

「相手の話を聴き、その人に合った提案をする」といった点をはじめ、臨床心理士の仕事と販売職の仕事には共通点が多くあり、臨床心理士として培ってきたスキルを活かせる場面が多いため、販売職も、臨床心理士からの転職におすすめの職種です。

また、販売職の場合、臨床心理士の仕事とは異なり、成果が売り上げとなって表れるため、達成感を感じやすく、それがモチベーションの向上にもつながります。さらには、リピーターが増えたり、指名がもらえたりすれば、それも自信につながります。 臨床心理士の仕事は成果が見えにくいため、成果が目に見える形でわかり、そこにやりがいやモチベーションを感じたい人であれば、販売職は、臨床心理士からの転職を検討する際、ぜひチェックしておきたい職種の一つ。

販売職におすすめの転職サイト

リクナビNEXTは、リクルートキャリアが運営する日本最大級の転職サイト。求人数の多さは、数ある転職サイトのなかでもトップクラスを誇り、販売職の求人も多数取り扱っている。

リクナビNEXTの特徴は、職務経歴や転職希望条件などを登録しておくと、その内容に興味を持った求人企業や転職エージェントから直接オファーを受け取ることができる点。なかには、サイトには掲載されていない非公開求人のオファーが届くケースもあるため、効率よく転職活動を進める際に上手く活用すると良いだろう。

また、履歴書の書き方や面接対策、自分の特性を知る「性格診断」など、転職に役立つコンテンツが充実している点もチェックしておきたい

リクナビNEXTは、豊富な求人の中から自分に合ったものを見つけ、臨床心理士から販売職への転職を成功させたい人におすすめの転職サイト。

臨床心理士の資格が活かせる別職種(児童指導員、障害者の就労支援 など)
臨床心理士からの転職におすすめの職種

臨床心理士が向いていなかったとしても、その資格をしっかりと活かせる仕事があります。臨床心理士の資格が活かせる別の職種に転職するのもおすすめです

例えば、児童指導員や障害者就業施設で働くことが、その選択肢として挙げられます。

児童指導員は、障害を持った子どもに療育やケースワークを行う仕事です。この仕事は、子どもの成長を見守りながら働くことができるので、子どもが好きな人には特におすすめといえるでしょう。 また、障害者の就労支援は、利用者の悩み相談や、就労にあたってのアドバイスや管理・指導が主な仕事です。利用者の悩みを聞き、安心して職業訓練や就業活動が行えるようサポートすることに喜びを感じる人に向いています。

こうした仕事は、採用の際、臨床心理士の資格を持っている人の方が優遇される傾向にあります。
実際、児童指導員の求人では、求める人材として、「臨床心理士」と書かれているケースが少なくありません。臨床心理士の資格が活かせる職種も、転職する際、ぜひチェックしておきましょう。

おすすめの転職サイト

dodaは、様々な人材サービスを手掛けるパーソルキャリアが運営する転職サイト。

dodaの特徴は、一般には公開されていない非公開求人を多数取り扱っている点。2020年2月現在、dodaでは、非公開求人を含め、約14万件の求人を用意している。幅広い選択肢のなかから自分に合った求人を探せる点は、dodaの魅力といえるだろう。

また、企業から直接オファーが受け取れる「スカウトサービス」や、業種・職種ごとに専門知識を持ったキャリアアドバイザーによる転職サポートが受けられる「エージェントサービス」を用意している点もチェックしておきたい

さらに、転職に関する疑問・悩みにdodaの専門スタッフなどが回答する「転職Q&A」をはじめ、転職に役立つコンテンツも充実。

東京や大阪、名古屋で頻繁にセミナーと企業合同説明会が行われてるところも魅力だろう。

非公開求人を含め、多数の求人を取り扱っているdodaは、臨床心理士の資格を活かし、他の職種への転職を検討している人であれば、ぜひ登録しておきたい。

エンジニア派遣の選び方とメリットとデメリット・メインイメージ

今回は、臨床心理士からの転職を成功させるポイントと、臨床心理士からの転職におすすめの職業を職種について紹介してきました。

臨床心理士には、臨床心理士として働く以外にも、その経験や知識を活かして活躍できる仕事がいくつもあります

臨床心理士からの転職を検討する際は、今後、自分が何をしたいのか・どんな環境で働きたいのかに加え、これまでの経験や知識、スキルをどう活かせるのかを考え、応募書類や面接の際にアピールできることが大切です。

現在、臨床心理士として働いているものの転職を検討している方は、本特集を参考に、臨床心理士からの転職を成功させるポイントをチェックし、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

written by Yuki Hirose