ベンチャー企業への転職

ベンチャー企業への転職・メインイメージ

ベンチャー企業というと、どんな働き方を思い浮かべますか?新しい事業に取り組んでいて、自由な社風で・・・など大まかなイメージはあっても、詳細はわからないという方も多いのではないでしょうか。

本特集では、意外とイメージが掴みにくいベンチャー企業について解説。転職を考える際に知っておきたい、メリット・デメリットやベンチャー企業の求人が見つかる転職サイトも紹介しています
普段なかなか情報を得ることができないベンチャー企業の様々な情報を、本特集を通してしっかり学んでおきましょう!

ベンチャー企業へ転職するメリット・デメリット ベンチャー企業への転職

ベンチャー企業への転職・イメージ

ベンチャー企業のメリット

裁量権が大きい

ベンチャー企業は基本的に少数精鋭。創業メンバーも含め、社員は10名以下という企業も珍しくありません。そのため、中途採用で転職した人も、大きな裁量と責任が与えられ、仕事を進めることができるでしょう。

決断スピードが速い

ベンチャー企業は、大企業と比較すると意思決定のスピードが段違いに速い傾向があります。一般的な会社では何回も会議を重ね、やっとスタートできるプロジェクトも、ベンチャー企業であれば社長のゴーサインで即日スタートということも珍しくありません。

経営陣との距離が近い

社員の絶対数が少ないベンチャー企業では、経営陣が非常に身近な存在です。そのため、経営陣と事業の方針やビジョンについて密に共有することが可能です。

メンバーの熱量が高い

新しい事業へ挑もうと集まったメンバーたちは、仕事に対して高いモチベーションを持っています。熱量が高いメンバーと切磋琢磨することが、自身の大きな成長に繋がるでしょう。

服装規定が自由な企業が多い

業界や職種によっても異なりますが、ベンチャー企業は全体的に服装規定がゆるめ。特にエンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ職はその傾向が強いでしょう。ただし、営業職など社外の人とコミュニケーションを取る職種はその限りではありません。

ベンチャー企業のデメリット

リソースが少ない

大企業の資金力・社員数と比較すると、ベンチャー企業はどうしてもリソースの面で劣ってしまいます。ベンチャーキャピタルから多額の資金を獲得しているなどの例外を除き、人員不足・予算不足は想定しておいたほうが良いでしょう。

給与水準が低い

一般的にベンチャー企業は資金が乏しく、給与水準は高くありません。ただし、インセンティブやストックオプションなど、個人の成績や会社の成長に応じて、大企業では得られない特別な報酬を用意していることもあります。

労働時間が長くなる可能性あり

ベンチャー企業では社員の一人一人に高いコミットメントを求める傾向があり、結果として労働時間が長くなりがちです。また、企業によっては残業代が出ない可能性もあります。

福利厚生は大企業に劣る

特に大企業から転職する場合、福利厚生においてギャップを感じることは間違いないでしょう。住宅手当や扶養手当など、今までの会社では当然のように支給されていた手当てが全てなくなるケースも考えられます。 福利厚生に関しては、補助や手当てがあったらラッキーという気持ちで備えるとギャップが少ないでしょう。

経営が不安定

ベンチャー企業の多くが直面している「ビジネスの収益化」。サービスを始め一定の支持を得ていたものの、収益化ができずに廃業するケースも少なくありません。設立から10年後企業が存続している割合は6.3%というデータもあり、ベンチャー企業は常に廃業リスクと隣り合わせです。

ベンチャー企業から転職先を選ぶ基準 ベンチャー企業への転職

ベンチャー企業への転職・イメージ

ベンチャー企業のメリット・デメリットについて知識を深めたら、次はベンチャー企業の選び方をチェック。数多のベンチャー企業の中から、自分が輝ける場所を見つけるために、以下のポイントを意識してみましょう。

ワクワクするか

ベンチャー企業への転職では、意欲を持って仕事に取り組めるかどうかが一番大切です。
上記で説明した通り、一般的なベンチャー企業の年収や福利厚生が現在の企業を上回るケースは珍しく、待遇面よりも自分が仕事を楽しめるかどうかで転職の満足度が大きく左右されます。
事業の説明を見て、自分ならこうできる、こうすれば良いのではないかなど考えがあふれ出す場合は、ワクワクのサイン。自分が一番楽しめる企業を選びましょう。

経営陣の理念、方針に共感できるか

ベンチャー企業のメリットとしてあげられる「経営陣との距離の近さ」は、逆にもしも考えが合わなかった際は、致命的な亀裂を生んでしまいます。転職先を決める前に、面接や食事会などで経営陣の話を聞くと良いでしょう。

劣悪な労働環境ではないか

長時間の残業を強いられる、休日がほとんど取れない、いつまでたっても最低限の給料しかもらえないなど、ベンチャー企業の中には「ワクワク」だけでは乗り越えられない職場が存在するのも事実です。
ベンチャー企業への転職は厳しい環境へ身をおくことを事前に覚悟する必要がありますが、人間には一人一人許容範囲があります。経営陣レベルのコミットを求められていないか、働き方に関して考えのズレがないか、面接などで社員の方と話す際に、きちんと聞いておくことが大切です。

ベンチャー企業を見つける方法 ベンチャー企業への転職

ベンチャー企業への転職・イメージ

採用人数が少ないベンチャー企業は、大企業のような大規模な採用活動は行わないため、見つけ方に一工夫が必要です。

一番効率の良い方法は、ベンチャー企業が多い転職サイトを利用すること
採用に割ける予算が少ないベンチャー企業は、リクナビやマイナビといった人材サービス大手が運営する転職サイトではなく、掲載料を抑えることができる転職サイトを利用する傾向があります。ベンチャー企業が多く利用しているサイトを知り、定期的にチェックすることが大切です。

ベンチャー企業が多い転職サイト

国内最大級の求人数を誇る転職サイト。
リクナビNEXT、マイナビ転職と比較して求人掲載料が安いため、資金にある程度余裕があるベンチャー企業の求人を見つける事ができます。
「求人検索」からは設立年数で条件付けができるため、ベンチャー企業探しも簡単。優良なベンチャー企業探しに適しているでしょう。

IT、WEB企業に強い転職サイト。他の転職サイトと比較しても、設立から日が浅いベンチャー企業求人が充実しています。
こちらもdodaと同じく設立年数で検索をかけることができるため、ベンチャーへの転職を考えているならばまずチェックしたいサイトでしょう。

成長中のベンチャー企業求人が多数集まる転職サイト。
人工知能が自分にあった求人を紹介するというユニークなシステムを採用しており、自分の希望する働き方に沿った求人を見つけることができます。
登録するだけで定期的に希望に沿った求人を紹介してくれるため、その他の転職サイトと合わせて登録しておくと良いでしょう。

転職活動の一歩手前、企業の担当者との面談からスタートする人材マッチングサイト。
Switchと比較すると転職サイトの様相は薄く、企業のミッション・方針等、企業の考えを伝えることを重視しています。
自分の考え方に合った企業を慎重に選びたいという方におすすめです。

まとめ ベンチャー企業への転職

ベンチャー企業への転職にはリスクが付き物ですが、その分リターンも大きいもの。事業を自分自身の手で成長させる喜びは大企業では味わえない醍醐味であり、その結果として大企業を上回る高収入を得られるケースもあります。
そしてなにより、ベンチャー企業で奮闘し、全力で仕事に取り組んだ経験は自分自身の成長につながるはず。
この機会に、ベンチャー企業へ転職するという選択肢を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

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