転職に役立つ資格とは?

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転職の際、有利になるものとしてよく取り上げられるのが資格です。企業が転職者の情報を得るための手段は(よっぽど有名な人ではない限り)職務経歴書と履歴書の2つしかない訳ですから、そこに企業が求める資格があるのとないのとでは書類選考の通過率が変わることは間違いありません。

それでは、現在どういった資格が転職市場で求められているのかを見ていきたいと思います。

※参考「イーキャリア -転職に使える!資格図鑑-」

転職活動が有利になる代表的な資格 転職に役立つ資格とは?

転職に役立つ資格とは?・イメージ

MBA
国内の大学でもMBA講座が数多く開設され取得者が増えた影響で以前ほどの効果はありませんが、コンサルティング分野や経営企画等の分野で需要があります。今後は米国のようにどこのMBAを取得したかもチェックされるでしょう。
簿記2級以上
経理、営業事務部門は知識と経験が重視されることから簿記2級以上を知識の目安とする場合があります。また、経理以外の部門でも会計の知識が求められることが増えているのでマネジメント職への転職を目指す場合は一定の効果があるでしょう。
TOEIC700点以上
事務系・技術系問わず、TOEICのスコアは重視されます。TOEICの高スコアを持っていれば確実に選択肢が広がると考えて良いでしょう。また、外資系や大手企業では管理職の条件に800~900点以上のTOEICスコアを求める所もあります。
中小企業診断士
中小企業の経営課題に対するコンサルティング能力を評価する唯一の国家資格ですが、コンサルティング会社等でこの資格の有無を問う場合はあまりありませんが、難関資格を取得しているという事でプラスに評価してもらえるでしょう。
ITベンダー系資格・情報処理技術者資格(上級)
慢性的な人不足に陥っている業界においてシスコやオラクル、マイクロソフトなどのITベンダー系上位資格取得者やソフトウェア開発技術者等の国家試験合格者は非常に魅力的な人材です。難関資格に合格していれば転職の選択肢は確実に広がるでしょう。

資格取得参考サイト

以上が転職活動が有利になる代表的な資格と言えるでしょう。

但し、ここでいくつか注意点があります。これは全ての資格に共通して言えることですが資格はあくまで一つの武器にしか過ぎないということを忘れないようにしましょう。

企業は最終的には転職希望者のこれまでの業務実績や今後の仕事に取り組む姿勢を評価します。つまり、最終的な評価が資格で決まるわけではないのです。

資格はあくまで書類選考通過や努力・知識を証明する手段です。面接では過度に資格をアピールせず、これまで培った人間力で勝負しましょう。

Tips まめ知識

一部の専門的な資格ではそれ自体が転職の可否を決める場合があります。例えば、公認会計士や税理士、薬剤師や看護婦等、宅地建物取扱主任者等が該当します。これらの資格は該当の業務に付くために必須となる資格のため取得の有無が転職の可否を左右します。

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