女性が稼げる仕事と稼ぐためのポイントを解説

女性が稼げる 仕事

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第22回 女性が稼げる仕事

女性が稼げる時代に

国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によると、2015年の女性の平均年収は約276万円(正規雇用者約367万円、非正規雇用者約147万円)でした。

男女賃金格差是正の流れや、多様な働き方が増えたことから、女性でも収入を得やすい時代になってきたとも言えます。そこで、本特集では女性がさらに稼ぐためにはどのような仕事が良いのか、また、それぞれの仕事・就業スタイルで稼ぐためのポイントについて解説します。

「もっと稼げる仕事がしたい」「ワークライフバランスを重視しながらも、ある程度しっかり稼ぎたい」と考えている方は、ぜひ本特集を参考にしてください。

1.バリバリ働いてしっかり稼きたい

◆インセンティブで稼ぐ

「とにかく年収を上げたい」「頑張った分だけ、給与面で評価してほしい」という方におすすめしたいのは、「歩合の割合が大きい仕事」です。

例えば、生命保険の営業・広告営業などでは、契約件数や売上等に応じて、インセンティブが支給されることが多いのが魅力。営業経験者や営業スキルに自身のある方は、積極的に挑戦してみてもいいでしょう。

ただし、これらの仕事はいわゆる成果主義で、高収入を得るためには営業で好成績を残すことが必須です。つまり、相応の「営業力」が必要と言えます。一概に営業力を定義するのは難しいですが、一般的にはコミュニケーション能力・提案力・交渉力・クロージング能力(実際に契約してもらう能力)が求められる仕事です。実際にクライアントに商品の魅力を伝え、契約してもらうために相応の努力、忍耐力などを要します。

  • 営業ー保険 344万円
  • 営業ーインターネット/広告/メディア 394万円

【参考】女性の平均年収ランキング 2016(DODA)

「営業ー保険」の平均年収は、冒頭の女性正規雇用者の平均年収を下回っていますが、実際にはインセンティブによる伸び幅が大きいため、平均を大きく上回ることも可能です
また、医療系や金融・証券等の専門的な知識を要する営業職と比較すると、前職の経験を問われるケースが少なく、未経験から目指しやすい点もポイントでしょう。

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DODA

人材サービス大手・パーソルキャリアが運営する転職サイト。人材紹介サービスも提供しており、自己応募だけでなく、キャリアアドバイザーによる転職サポート(求人紹介、面接対策、キャリアカウンセリング等)も受けられる。営業職の求人が充実している転職サービスの1つ。

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◆資格を活かし平均年収の高い業界で活躍する

長期的なキャリア形成の視点から、資格を取得し、それを活かす働き方もあります。中でも、業界自体の平均年収が高い人材紹介会社や不動産会社で活用できる資格を取得しておくことは、稼ぎたい方にとって有力な選択肢です。

人材紹介会社であれば厚生労働省所管の国家資格である「キャリアコンサルタント」、不動産会社の場合は、同じく国家資格の「宅地建物取引士(宅建)」が、目指すべき資格となります。

上記のような資格を取得せず就業することも可能ですが、未経験の場合には、有資格者の方が選考に有利に働くでしょう。また、資格取得の過程で知識を蓄えておくことで、年収アップの一番の近道である「業績を上げる」役にも立つでしょう。

人材紹介会社や不動産営業の仕事は、コミュニケーション能力に加え、相手の希望を正確に把握し提案する力が求められます。相手の意図を組むのが上手な人、相手の立場に立って提案することができる人が向いている仕事と言えるでしょう。

  • 営業ー建設/不動産 357万円

【参考】女性の平均年収ランキング 2016(DODA)

女性の正規雇用者の年収と比べると、わずかに下回っていますが、これらの仕事では資格取得をすることで「資格手当」が支給されるケースがあります。また、業績に応じた給与の伸び幅が大きい点も特徴。前職での経験を問われることも少ないので、未経験からでも挑戦しやすい仕事と言えます

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リクルートエージェント

人材紹介会社の最大手。すべての業界・業種を網羅しており、求人数・転職実績・キャリアアドバイザーの質ともに、人材紹介会社の中で頭一つ抜けている。人材紹介会社・不動産業界の求人も豊富にそろっているため、正社員の求人を探す場合は、まず登録しておきたい。

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2.ワークライフバランスを意識して稼ぎたい

正社員としての就業は、残業や休日などに制限があることも多いため、「ワークライフバランスを意識しながらも、ある程度しっかり稼ぎたい」という方には、パート・アルバイト・派遣社員などの就業スタイルが選択肢になります

◆パート・アルバイト

パート・アルバイトは、「経験不問」「週1日から可」などの求人も多く、応募の敷居は低いと言えます。シフト制の仕事であれば、スケジュールも立てやすく、時間の余裕のある時に気軽に働くことができる点が、最大のメリットでしょう。

ただし、正社員や、以下に紹介する派遣社員と比較すると、給与面や福利厚生面では劣る傾向にあります。

◆派遣社員

派遣社員は、派遣会社に登録を行い、自身の希望に合った求人から就業先を決める就業スタイルです。登録した派遣会社と雇用契約を結び、給与も派遣会社から支払われます。派遣社員のメリットは、給与面・福利厚生面、研修制度が充実している点です。さらに、正社員登用を前提とした「紹介予定派遣」の求人であれば、働きながら正社員を目指すことも可能です。

ただし、派遣社員の場合、曜日・時間が固定されていたりと、パート・アルバイトほどの自由度がないこともあるので、注意が必要です。

パート・アルバイト、派遣社員共に言えることですが、稼ぐためには、しっかりと経験を積んだ上で、単価(時給)交渉を行うことが欠かせません。勤務先で「なくてはならない存在」になることで、給与アップの交渉をしやすくなるでしょう。

また、長い目で見ると、給与や待遇面では正社員との開きが大きくなっています。本当に稼ぐためには、非正規雇用からのスタートであっても、ゆくゆくは正社員となる道を模索していくと良いでしょう

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バイトル

首都圏から地方まで全国をカバーする大手アルバイト情報サイト。希望のエリアや路線、仕事内容などでアルバイト求人を検索できるほか、こだわりの検索条件として「主婦(主夫)歓迎」「社員登用あり」なども指定できる。応募先の年齢層や男女比などが一目でわかるようになっており、利便性が高い。

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リクルートスタッフィング

リクルートグループが運営する国内最大級の人材派遣会社。求人数の多さに加え、スキルアップ研修やeラーニング、キャリアカウンセリングなど派遣スタッフへのサポート体制も充実している。就業中は「リクルート健康保険」に加入でき、歯科検診やベビーシッター割引制度等も利用できる。

紹介予定派遣の求人数:約1,000件(※2016年2月1日現在)

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3.在宅ワークで稼ぎたい

「在宅で空いた時間に稼ぎたい」という方は、ライターやデータ入力などの在宅ワークも検討してみましょう。働く場所を選ばず、時間的な拘束も少ないため、自由度の高い就業スタイルで働くことができます。専業主婦の方だけではなく、会社員の方の副業としても活用できます。

ただし、在宅ワークは往々にして、報酬が低単価に設定されていることが多いというのも事実です。ある程度の収入を確保するためには「スキルを磨く」「時間を確保する」「量をこなす」ことも必要になります

一人でコツコツと作業をするのが得意な方、自由度の高さを求めている方、特定の分野(ライティングやエンジニア、通訳、デザインなど)でスキルがある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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ランサーズ

在宅ワークを検索できる日本最大級のクラウドソーシングサービス。大企業からベンチャーまで24万社の企業の仕事を扱う。仕事内容は、Web制作・システム開発・デザイン・ライティング等。未経験OKの仕事はもちろん、単価の高い専門職向けの仕事も多い。

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「無理なく継続できるか」も重要なポイント

女性が稼ぐための環境が整ってきている時代になったとはいえ、仕事内容・労働条件が自分に合ったものでないと、継続することが難しくなります。

「給与は良かったが、忙しすぎてすぐに辞めてしまった」「稼げるようになったけど、ワークライフバランスが保てなくなった」など、就業後に後悔をしないためにも、自分に合った働き方を見つけることが重要です

また、稼ぐためには、資格取得や正社員を目指すなど、日々のスキルアップも欠かせません。自分に合ったスタイルで、しっかりと稼ぐことができるよう、就業先での業務をしっかりとこなしつつも、自分磨きも忘れずに行っていきましょう。

Writer:久我裕紀