【転職相談.jp特集企画】派遣社員という働き方

急増する派遣社員。その背景は?

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 不景気の波を受ける派遣業界。派遣社員にとっては逆風の時期、しかしわずかな光明も

 現在の日本の派遣業界は、リーマンブラザーズの破たんに端を発した世界同時不況で、未曾有の派遣雇用削減に直面しています。多くの企業は、過剰な人材を抱えリストラに苦労した過去の経験から、不足していた人材の補充を派遣社員に頼っていましたが、今回の不況で雇用が過剰になり、派遣の雇用調整を行うことでバランスを取ろうとしているというのが現実です。

派遣社員数
総務省労働力調査(派遣社員数推移)

  総務省の労働力調査を見てもその傾向はあきらかです。上記の表を見るとわずか2年間で派遣社員の数が実に約2倍になっていることがわかります。
  これは派遣業界に完全にバブルに近い状況が起こっていたといえるでしょう。つまり現在の派遣雇用削減は、起こるべくして起こっているという側面もあるのです。今年に入り、派遣雇用は削減の一途をたどっていましたが、2009年の夏ごろから勢いのある内需関連の企業の求人が若干上向きつつあります。これは派遣雇用の削減が、最悪期を脱しつつある傾向と考えても良いでしょう。また、景気の動向を先取りし、派遣社員の採用を活発化している派遣会社も出てきました。。派遣での就業を考えている方は有力な派遣会社に登録しておき、仕事の情報を逃さないようにすることが大切です。※参考:派遣スタッフからの評価が高い派遣会社(※派遣会社ランキングから抜粋) リクルートスタッフィングインテリジェンステンプスタッフ

 

 派遣社員の種類と登録のしかた

 派遣社員として働く際、その形態は実は一つではありません。
 派遣社員として就業する前に、まず派遣社員の就業形態について理解しておきましょう。 

種類 特徴
一般派遣 派遣社員として働く場合、ほとんどがこの形での就業です。まず、派遣会社に登録し、仕事の紹介を待ちます。派遣会社から仕事が紹介されると就労期間を決め雇用契約を結びます。就労期間は双方合意の下で延長される場合があります。
特定派遣 登録型の一般派遣と異なり、派遣会社に勤務する正社員を派遣することを特定派遣と言います。一般派遣と異なり賞与も支給され、有給なども派遣会社から与えられます。エンジニア等を派遣する技術系の派遣会社に多い形態です。
紹介予定派遣 紹介予定派遣とは、派遣終了後の直接雇用(正社員、契約社員)を前提とし、派遣先に就労する形態の事です。企業と派遣社員双方がお互いを理解した上で雇用形態を変更できる新しい派遣の形として注目を集めています。

 それでは次に派遣会社への登録のしかたを解説します。
 一般派遣、紹介予定派遣を受けるためには、下記のような流れで人材派遣会社に登録します。

派遣会社への登録の流れ
1.仮登録 派遣会社のホームページ等で仮登録を行います。 派遣会社ランキング
2.本登録 派遣会社と日程を調整し、指定の場所で本登録を行います。この時、筆記試験(一般常識、専門知識等)や面談、希望条件の登録等を行います。
3.仕事紹介 派遣登録者のスキルと希望条件を考慮し、派遣会社から仕事が紹介されます。勤務先や仕事内容をしっかり確認した上で引き受けるかどうか検討しましょう。この段階で紹介を断ることもできます。
紹介を受ける場合、通常、派遣先との簡単な面接があり、派遣社員・派遣先双方の合意があれば契約へ進みます。
4.契約 最終的な契約内容(給与・就労条件・契約期間)を確認した上で、契約を行います。
5.勤務開始 派遣社員としての仕事が始まります。万一仕事内容等が契約内容と異なる場合、派遣会社のコーディネーターに相談しましょう。
6.契約期間満了 契約が満了すると派遣社員として仕事が完了します。但し、派遣先企業から要請がある場合は双方合意のもと、派遣期間の延長や直接雇用(正社員、契約社員)される場合があります

 

 派遣社員のメリット・デメリット

 さて、ここまでは派遣業界の現状と派遣に関する基礎知識を見てきました。
 それでは次に、派遣社員として働く際の具体的なメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
 まず、メリットとしては下記の点が挙げられます。

派遣社員のメリット
1. 働く期間・職種・場所を自由に選択できる。
2. 高い時給が見込め、スキルアップと共に時給もアップする(給料に実力が反映される)。
3. 就業期間が定めてられいるので、人間関係のトラブルに巻き込まれ難い。
4. 正社員での入社が難しい、大企業で働くことができる。※オフィス環境が良い。
5. 仕事探し、トラブル対応、時給交渉等を派遣会社のコーディネーターが代行してくれる。

いかがでしょう?メリットを見ていくと派遣社員という働き方を選択する人が増えている理由がわかります。

それでは次にデメリットを見ていきます。

派遣社員のデメリット
1. ボーナスや交通費が支給されない場合が多い。
2. 正社員と仕事内容を区別される場合が多い(重要な仕事を任せてもらえない)。
3. 良い環境の職場でも、契約が満了時、延長してもらえないことがある。
4. 時給制なので勤務日数が減るとその分給与も減る。

 同じ職場で長く働きたい人、生涯働き続けたい人は派遣社員という形態での就業はリスクがあります。その場合は、派遣社員の中でも直接雇用を前提とする紹介予定派遣に絞って仕事を選ぶか、人材紹介会社を活用して正社員転職を目指すと良いでしょう。
特集 いまどき女性の転職事情
人材紹介会社ランキング

 

 大切なのは自分がどう働きたいか

 「様々な職場で働きながら適職を探したい」「今の職場に疲れたので少しのんびり働きたい」「派遣社員としてスキルアップしスペシャリストを目指したい」「自分の自由になる時間を作って趣味やプライベートを楽しみたい」等、派遣社員という働き方を選ぶ理由は人それぞれです。

 働き方を選ぶ際に一番大切なのは、自分がどう働きたいかです。もし自分の希望する働き方が派遣に近いのであれば、派遣社員という選択肢を考えてみると良いでしょう。

 第2回は派遣会社の選び方です。ご期待ください


  第2回「派遣会社の選び方」>>


 派遣社員の本音の口コミ満載!派遣会社ランキング※正社員を目指すなら人材紹介会社をチェック
派遣会社ランキング
リクルートスタッフィング
派遣スタッフからの満足度の高さに定評がある派遣会社。コーディネーターの質が高いことが一番の理由だが、福利厚生の充実も見逃せない。健康保険の保険料率が非常にお得な点や、歯科検診無料や宿泊補助など他の派遣会社にはない特典が用意されている。
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インテリジェンス
人材派遣に力を入れている人材総合サービス企業。大手企業の求人が多く、オフィスの立地が良い案件や高時給の案件が多いのが特徴。ただコーディネーターに当たり外れがあり、派遣社員からの不満の声がちらほら寄せられている。
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実績は日本でもトップクラス、世界最大人材総合サービス企業アデコの日本法人。派遣スタッフ向けのスクールの各種講座・保養所などの福利厚生も充実。ただ、「コーディネーターのフォローが十分でない」などの口コミも聞かれる。
テンプスタッフ
スタッフサービスに次ぐ国内2位のシェアを持つ派遣会社。求人数は事務系職種を中心に常時1万件以上と業界トップクラス。働くママへの派遣就業にも力を入れている。また、福利厚生やサポート力にも定評がある。
人材紹介会社ランキング
パソナキャリア
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