ヘッドハンティングされる方法とは?転職のプロがかたるヘッドハンター攻略法

ヘッドハンティングされる方法とは?転職のプロがかたるヘッドハンター攻略法・メインイメージ

ヘッドハンターの思考を学ぶことがヘッドハンティングされる近道

社会人として働いている以上、自身の仕事が認められ、一度位はヘッドハンターからヘッドハンティングを受けてみたいもの。
ではヘッドハンターはどのように情報を収集し、対象者を絞り込み、アプローチしているのでしょうか?

今回の転職相談ニュースは、ヘッドハンティングされる方法を分析。過去数百名の転職をサポートし、自身もヘッドハンティングされた経験を持つ筆者が、これまでの経験も踏まえた上で、ヘッドハンティングされる方法を解説します。

ヘッドハンティングされる方法 その1:現在の仕事で明確な実績を上げる

ヘッドハンターが一般的な転職サイトや転職エージェントと異なるのは、求人企業のマネジメント層から直接依頼を受け、その条件を満たす人材を探しているという点です。

調査・イメージ

求人企業は好待遇を提示し、ヘッドハンターにもそれなりの報酬を払う代わりに、能力の高い人材を求めます。当然ヘッドハンターは該当する業界で、どういう人材が実績を上げているのか、機関紙、専門誌含め徹底的にリサーチします。
もしあなたが現在の仕事で対外的に知れ渡るような実績を上げていれば、当然ヘッドハンターはその情報をチェックしているはずです

その上で、実績ある人材が今どういうポジションにあるのか、職場に不満を持っていないかなどもリサーチし、オファーを出します。
当たり前のことですが、ヘッドハンティングされるには、現在の仕事で実績を上げているかどうかが重要です。

ヘッドハンティングされる方法 その2:周囲の人間に良い影響を与える人材になる

ヘッドハンターがリサーチする方法や機関誌や専門誌だけではありません。むしろそれ以上に重要視しているのは、いわゆる口コミ・評判です

ヘッドハンターによるヘッドハンティングは必ずしも成功する訳ではありません。むしろ能力も実績もある人材にオファーを出すため、上手くいくことよりも失敗することのほうが多いでしょう。
その際、ヘッドハンターはそれで諦めるのではなく、ヘッドハンティングの該当者に業界内で評判の良い人材やおすすめできる人材のヒアリングを口外しないという約束のもと行います。そして有力な情報が得られたら、その人材を徹底的にリサーチし、アプローチするのです。

今のあなたの仕事ぶりは必ずどこかで誰かが見ています。ヘッドハンティングされる人材になるには、社内にも社外にもあの人はできる、素晴らしいと思ってもらえるよう心がけることが大切です。

ヘッドハンティングされる方法 その3:自分からヘッドハンターに働きかける

これまでにご紹介した2つの方法はどちらかと言えば受動的な方法であり、自分自身は基本的にヘッドハンティングを待たなければいけません。
ではこれ以外にヘッドハンティングされる方法はないのでしょうか?

そんなことは全くありません。
ヘッドハンティング会社というと、以前は自分から登録できないイメージがありましたが、現在はむしろ登録を受け付けていないヘッドハンティング会社のほうが少数です
またどうしても対外的な募集ができないヘッドハンティング会社は、厳選されたヘッドハンターのみ登録できるクローズドネットワークを通じてヘッドハンティングを行っています。

自分から働きかける・イメージ

実は筆者もクローズドネットワークに匿名で履歴書・職務経歴書を公開することで、ヘッドハンターからのオファーを受けました。実際ヘッドハンティング経由で転職することになったのですが、それまでに使っていた転職サイトや転職エージェントと比較しても、条件面で他を圧倒しており、尚且つ業界のリーディングカンパニーからのオファーでした。多分ヘッドハンターからのオファーではなければ、その条件は出なかったはずです。

以下に筆者が実際に利用した経験があり、尚且つ利用者の評判が良いヘッドハンターのクローズドネットワークを厳選しました。
ヘッドハンティングでの転職を目指す方は是非チェックしてみてください。

ハイキャリア向けに特化した日本初の有料制転職サイト(筆者が登録し、ヘッドハンターからのオファーを受け取ったのもこのサービス)。ビズリーチの厳しい審査を通過したヘッドハンターが、一般には公開されない求人を会員向けに一部公開。さらに秘匿性の高い求人に関しては、ヘッドハンターが登録者に直接アプローチする方式を採用している。ハイキャリア向けの転職サイトとしての実績は他を圧倒。

リクルートが運営するヘッドハンターのクローズドネットワーク。登録者を年収600万円以上に限定することで、他社では取り扱いのない厳選した求人を多数公開。また履歴書・職務経歴書を匿名で公開することで、ヘッドハンターからのオファーを受け取ることもできる。リクルートグループという信頼をバックボーンに、ハイキャリアの登録が急拡大している注目のサービス。利用料は無料。

まとめ:ヘッドハンティングを待ちつつ、

今回の転職相談のニュースは、ヘッドハンティングされる方法を解説しました。

ヘッドハンティングされる人材を目指すためには、まず現在の仕事で確かな実績をあげること、また周囲が一目置く人材になることが大前提。その上でヘッドハンターからの連絡を待つのではなく、自分自身の経歴を公開し、ヘッドハンターからオファーを呼び込みましょう。

ヘッドハンティングされ、転職する場合、通常のオファーをはるかに上回るケースが少なくありません。ただし条件が良いということは、それだけ注目を集め、結果を求められるということでもあるのです。
どこにいっても何をしても自分はやれるという確かな自信を持てるようになれば、きっとヘッドハンティングされた先でも活躍できるはず。今回ご紹介したサービスも上手く活用し、ワンランク上の転職を目指しましょう!