2017年の冬のボーナスの支給額の平均は?ボーナスの後に転職するならいつがおすすめ?

2017年の冬のボーナスの支給額の平均は?ボーナスの後に転職するならいつがおすすめ?・メインイメージ

今回の転職相談ニュースは、2017年冬のボーナスの平均支給額に注目。中小企業、大企業、公務員の冬のボーナスの額をご紹介します

また冬のボーナス後の転職を検討している方のために、転職活動をスタートするのにおすすめの時期についてもご紹介します。

2017年11月にみずほ総合研究所が発表した2017年冬のボーナスの予測によると、民間企業の1人あたりのボーナス支給額は、前年比1.1%増の37万4,350円と3年ぶりに増加する見通しになっています

11月8日には三菱UFJリサーチ&コンサルティングも2017年冬のボーナス見通しを発表しており、その公表データによると5人以上の社員を抱える民間企業のボーナスは、前年比0.6%増の37万2,235円を予想しています。

それぞれ異なる企業による予想が37万円に集中していることを考えると、民間企業のボーナスの平均は37万円と考えて良さそうです。

ちなみにこの金額は全ての企業の平均であり、東証一部上場の大企業や公務員だけに限定すると、ボーナスの支給額は大幅にアップします。

労務行政研究所の集計では、東証一部上場企業の2017年冬のボーナス支給額は平均71万2,898円となっており、中小企業の実に2倍以上です。ちなみにこの金額でも前年同期比では0.1%減少となっており、大企業の景況感が良くないのは意外な結果と言えるでしょう。

公務員の冬のボーナス支給額に関しては、前述したみずほ総合研究所が予想を発表しており、前年比3.5%増の78万9,334円と大幅に増えています。民間企業と比較すると、公務員のボーナスはあまり景気に左右されず、支給額が多いのは明確な事実と言えそうです。

以下に2017年冬のボーナスの平均支給額をまとめます。

2017年冬のボーナス平均支給額
全業種平均 37万円 前年比微増
東証一部上場企業平均 71万2,898円 前年比減
公務員平均 78万9,334円 前年比増

それでは次にボーナス後の転職を考えている方のため、おすすめの時期をご紹介します。
冬のボーナスの支給は多くの場合、12月5日~25日前後に集中しており、ボーナス後の転職を目指す方は必然的にこの後、転職活動をスタートすることになります。

一般的に転職求人のピークは年明けの2~3月と言われていることから、転職活動をスタートする時期としては、早い方では年内のボーナス支給直後、遅くとも翌年1月が最適です

基本的に転職活動は1か月半程度が活動の目安です。12月もしくは1月に活動をスタートすると、転職活動のピークを求人が最も集まる2月~3月に持っていくことができるでしょう。

2017年冬のボーナス後の転職を考えている方におすすめの時期
ボーナスの支給が早い方は12月中
ボーナスの支給が年末予定の方は1月早い時期

ちなみに転職相談.jpでは、転職活動を本格的にスタートさせる前に、まずは自分自身の市場価値を分析してみることをおすすめしています。自分と同じようなキャリアを歩んでいる方は、どの程度の年収をもらっているのか?また転職した際に、どの程度の条件で、どういう企業に決まっているのかが分かれば、転職活動に取り組むうえで、とても参考になります。

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