転職がうまくいかない人には必ず理由がある。その特徴 5選

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意欲を持って、転職活動に取り組んでいるにも関わらず、転職がうまくいかないと感じている人は、実は少なくありません

そこで自分は悪くない、わかってくれない求人企業が悪い、良い求人を紹介してくれない転職エージェント(転職エージェント)のキャリアアドバイザーが悪いと他人のせいにしてしまっては、なかなか状況は改善しません。

大切なのは今目の前で起こっていることの原因は自分にあり、また何かアクションを起こすことで、その状況は改善できると信じることです。それができれば、転職がうまくいかない現状からの脱出はすでにスタートしています。

以下はこれまで数百名を超える求職者からの相談を受けてきた転職相談編集部が、過去のデータから分析した、転職がうまくいかない人の特徴です。以下をチェックし、該当する項目がある方は、まずその改善に取り組みましょう。

転職がうまくいかない人の特徴 その1:自身の市場価値を理解していない

転職がうまくいかない人の最大の特徴は、自身の市場価値を理解していないという点にあります。転職は需要と供給が合致しなければ、成功することはできません。自身の市場価値を正しく理解せずに転職活動を行うということは、自身の需要を知らないということと同義です。まだ市場価値分析を行ったことがないという方は、利用している転職エージェント(転職エージェント)に依頼するか、MIIDASのような市場価値分析ツールを活用しましょう。

エージェントサービス大手「doda」を運営するパーソルキャリアが提供する市場価値分析サービス。自身のキャリアを登録することで、自身の市場価値に見合った年収がわかる他、類似した経歴・スキルを持つ人間の転職先やその際の条件がわかる。また自身のキャリアを見た企業から面接確約オファーが届くことも。

転職がうまくいかない人の特徴 その2:前職を辞めた理由の伝え方に問題がある

転職するということは前職を辞めた理由が必ずあります。その理由は何でしょうか?もしかすると人間関係の問題かもしれませんし、単に前職の仕事の方針に失望したのかもしれません。

問題は「前職を辞めた理由」ではなく、「前職を辞めた理由の伝え方」です。

もしあなたが採用面接を担当したとしたら「上司とけんかして辞めました」「前の会社は本当に経営陣が頼りなくて辞めました」という求職者を採用するでしょうか?

きっと採用しないはずです。

転職理由は後ろ向きではなく、将来の自分自身に期待し、応募先の企業でその実現を目指す、ポジティブなものを心がけましょう

転職がうまくいかない人の特徴 その3:過去の成功体験に捉われている

経験を積んだ求職者であれば、仕事を通じて何らかの成功を体験しているはずです。そのこと自体は素晴らしいことであり、履歴書や職務経歴書でもしっかりアピールする事項といえます。

ただこの成功体験が、転職がうまくいかない理由になることも往々にしてあるのです。

過去の成功体験に捉われている・イメージ

新しい職場を目指すということは、新しい価値観を吸収し、新しいやり方を考えなければいけません

特に転職面接の際の質問で、「私の経験から考えると」という判断基準で全て答えるのはやめましょう。

企業の採用担当者は、全て過去の経験から判断する人より、新しい職場で新しいことを吸収しつつ、前に進んでいく人を好み、評価する傾向があるということを憶えておきましょう。

転職がうまくいかない人の特徴 その4:企業分析および準備が不十分

転職がうまくいかない人は、ほとんどの場合、応募企業の企業分析をしっかり行わず、履歴書や職務経歴書を使いまわすか、わずかに変えたもので応募している傾向があります。
きちんと企業分析を行っているかどうか、応募書類をその企業その企業に合わせて最適化しているかどうかは、自身ではわからないだろうと思っても、企業の採用担当者はすぐに見抜きます。

また書類は通過しても面接で必ず綻びが出るものです。

何十社応募するとしても、きちんと1社1社分析し、書類を作り、面接の準備をする。その姿勢こそが転職に成功につながる要素と言えるでしょう

転職がうまくいかない人の特徴 その5:転職エージェント(転職エージェント)との関係(相性)に問題がある

冒頭に人のせいにはしてはいけないということを書きましたが、転職エージェント(転職エージェント)と求職者間で、相性があるのは事実です。転職活動に真摯に取り組んでいるのにどうしても転職がうまくいかないという方は、転職エージェント(転職エージェント)を変更するのも選択肢の一つです

転職エージェント(転職エージェント)は1社しか利用してはいけないというわけではありません。

他のサービスと併用してみるのも選択肢の一つでしょう。

まとめ

転職がうまくいかないと考えている方は、その時点で次の一歩を踏み出す準備ができていると言えます。

本特集でご紹介した情報も参考に、現状を改善し、次の一歩を踏み出しましょう!それさえできれば、きっと転職を成功させることができるはずです。