ITエンジニアの転職、成功のカギとは?

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ITエンジニアの多くが給与に不満

マイナビ転職が、転職を考えているITエンジニアを対象に、転職に対する意識調査を行いました。
その調査によると、「現在、仕事上で抱いている不満」という質問で、「給与が低い」と回答した人の割合は45.2%と半数近くに。また、「今後のキャリアプラン」を尋ねたところ、「安定した環境で働きたい」と回答した人が全体の38.8%、「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい」と回答した人が37.8%と、他の解答よりも10ポイント以上多い結果になりました。

ITエンジニアは、突然のトラブルによる残業や休日出勤が多く、激務と言われることも多い職種。そのITエンジニアの多くが、現在の給与に不満を持っており、今よりも安定していてプライベートを大切にできる環境を求めているということが、この調査からわかります。

ITエンジニアの転職、成功の秘訣とは

ITエンジニアは、現在深刻な人手不足により、空前の売り手市場を迎えています。それに伴い、労働環境や給与などの条件が良い企業へ転職できる事例が増えており、現在の職場に不満を抱えているITエンジニアの方にとっては、転職を考えるタイミングとして適しているといえるでしょう。

一方で、ITエンジニアの転職を取り巻く環境も変化しつつあります。従来の転職方法では、応募する企業の生の声を聞くためには、ツテを駆使するか、実際に選考に応募する以外にありませんでした。しかし、最近では応募をしなくても企業と気軽にやりとりができる転職支援サービスが登場。例えば「Switch.」ではスカウトが届いた企業にいいね!を送信するとマッチングか成立し、企業と直接やりとりできるようになるシステムを採用。仕事の環境を重視するITエンジニアにとって、事前に企業の担当者から職場について詳しく聞けるツールは非常に大きな意味を持つでしょう。

このように企業の担当者が転職者に直接採用活動を行う採用方法は、「ダイレクトリクルーティング」として今注目を浴びています。前で紹介した「Switch.」以外にも、質問への回答に応じて企業と自動的にマッチングしてくれる「キャリトレ」や、気軽に会社を訪れることができる「Wantedly」など種類は様々です。
満足のいく転職を考えているITエンジニアの方は、これらのサービスを一度利用してみてはいかがでしょうか。

ITエンジニアの転職おすすめのダイレクトリクルーティングサイト

Facebookアカウントを使用し、気軽に求人検索ができる転職アプリ。スカウトが届いた企業にいいね!を送信すると、マッチングか成立し、企業と直接やりとりできるようになる仕組みを採用している。サイバーエージェントやDeNAといったWeb業界の求人を多数取り扱う。

独自開発の人工知能によるレコメンド機能が特徴の転職サイト。人工知能がユーザーの嗜好を学習し、使えば使うほどレコメンドの精度が上がる仕組みを採用している。ITエンジニアの求人も多数。

企業の採用担当者と気軽につながることができる転職サイト。採用担当者と直接話をすることもでき、その際は履歴書不要が原則。