転職を10回以上積み重ねた女性が達した結論とは

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転職の怖い点の一つは、一度転職した事で、転職に対して抵抗がなくなり、嫌な事から簡単に逃げる癖がついてしまい、何度も転職を繰り返してしまうケースが少なからずあるという事です。

欧米などでは転職はキャリアップの一つとして評価させる傾向があるため、必ずしも転職回数が多い事がキャリアにとってマイナスにはなりません。ただ日本では転職回数が多い人=我慢ができない(※新しい職場でもすぐにやめてしまう)と考える傾向が強く、転職回数が多い事はキャリアにとって多くの場合プラスになりません

それを裏付ける興味深い記事がダヴィンチ電子ナビに掲載されています。この記事には「金なし、コネなし、男なし」という三拍子そろった34歳の女性が、転職を19回経験し、銀座のホステスや山修行、住込みでの牧場の手伝いなどを通じて達した結論が書いてあります。

その結論とは、これまでは「失敗して人にどう思われるか?」を怖がっており、本当にやりたい事にチャレンジしていなかったのではないかという事です。

転職相談にも「体裁」や「安定」を重視し、ストレスフルな職場や全く楽しいと思えない職場でも転職に踏み切れないという相談をよく頂きます。

これらのご相談に対し、転職相談では「体裁」や「安定」がご相談者の方にとって最も優先すべき事項であれば転職すべきではありません。ただそれ以上に優先すべき事項があるのであれば、そちらを大事にしてください。人がどう思うかではなく、自分にとってどうなのかで判断しましょうと回答しています。

最終的に最も重要なのは「自分がどうありたいか」という事ではないでしょうか。